マンションの固定資産税は安くなるのか解説します!

2023.05.13
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マンションの固定資産税は安くなるのか解説します!

マンションの購入を検討している方は、物件にかかるお金だけではなく、入居した後にも発生するお金に意識を向けておく必要があります。
この記事ではマンションにかかる固定資産税について解説しますので、ぜひご覧ください。

□マンションの固定資産税について解説します!

 
固定資産税とは、1月1日の時点で固定資産を所収している方が市町村に対して支払う税金のことです。
マンションを借りて生活をしている場合、固定資産税を納税するのは大家さんであるため、借りている方は支払う必要はありませんが、マンションを購入した場合はご自身で固定資産税を払わなければなりません。
 
では、いったいどれくらいの固定資産税がかかるのでしょうか。
目安はおよそ10万円から30万円です。
ただ、これはあくまでも目安であって、購入した時の価格や築年数、面積などの要素によっても変わってきます。
 
多くの地域では固定資産税の支払いは一年分を4回に分けて支払います。
なお、一年分をまとめて支払うことも可能で、毎年送られてくる納税通知書には、分割用のものと一括用のものの両方の書類が入っています。
 

□マンションの固定資産税は安くなる?

 
では、この固定資産税は安くなることがあるのでしょうか。
居住用の土地で、一定の条件を満たしていれば、固定資産税の軽減措置を受けられます。
具体的な軽減措置を土地と建物の場合に分けてご紹介します。
 
居住用の土地は以下のような軽減措置が受けられます。
 
・土地が200平方メートル以下の部分は固定資産税評価額が6分の1になる
・200平方メートル以上の部分は評価額が3分の1になる
 
また、建物については、築5年以内であれば以下の条件を満たすと床面積が120平方メートルまで評価額を半分に抑えられます。
 
・2024年3月31日までに建てられた
・床面積50平方メートル以上280平方メートル以下
・居住用部分が半分以上
・三階建以上、耐火・準耐火構造
 
この条件に加えて、長期優良住宅と認定されると軽減措置の期間が7年間に延長できます。
ただ、この情報は2022年10月時点での情報で、今後見直される可能性もありますので、最新の情報は国税庁のホームページをチェックするようにしてくださいね。

□まとめ

 
マンションの固定資産税について解説しました。
様々な要素によって多少変動しますが、目安はおよそ10万円から30万円です。
土地と建物ともに軽減措置が用意されていますので、ぜひチェックしておいてくださいね。

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