マンションを建て替える築年数はどのくらい?寿命の決まり方も紹介します!

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2023.08.08
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マンションを建て替える築年数はどのくらい?寿命の決まり方も紹介します!

近年、築年数が経過したマンションの建て替えが注目されています。
マンションを所有する方は、老朽化や耐震性の低下などの問題から、建て替えの問題には立ち会わなければなりません。

そこで今回は、マンションの建て替えをする平均の築年数と寿命の決まり方を紹介します。

□マンションの建て替えをするべき築年数はどのくらい?

マンションを建て替えるべき築年数は、「建て替え寿命」という言葉で表されます。
建て替え寿命は、使用期間に関わらず、建物が維持できない際に用いられる指標です。
また、マンションの「寿命」とは、経済的な視点から判断する建物の使用期間のことであり、「耐用年数」は、資産価値がある状態の期間を表します。

マンションの建て替え寿命は、そのまま維持した場合、物理的な事故が起こる可能性があることを指しますが、それぞれのマンションによって建て替え寿命は異なり、築年数だけでは一概に決まりません。

しかし、一般的にマンションの建て替え寿命は建てられてから30年から40年であることが多いです。
また、建てられて30年から40年が経つと、マンション維持のためだけでなく、バリアフリー化のニーズに応えるための修繕をすることも多いです。

□マンションの建て替え寿命の決め方をご紹介!

マンションの建て替え寿命の決め方は正確には定まっていません。

しかし、一般的に以下の3つのポイントにより建て替え寿命が決まるとされています。

1つ目に、耐震性から見た場合です。
地震大国である日本では、耐震性能を考慮して建て替え寿命を決める必要があります。
1981年以降、新耐震基準によりマンションが建てられましたが、1981年以前の旧耐震基準のマンションは、耐震性能が劣っています。

また、耐震改修工事を施せないマンションもあり、そのようなマンションは建て替え寿命が短いです。

2つ目に、経年劣化から見た場合です。
マンションに関わらず、どの不動産であっても設備関連は劣化する上に、経年によるメンテナンス費用は増加します。
また、メンテナンスによる維持が不可能になることもあります。

3つ目に、経済的観点から見た場合です。
マンションは物理的には100年住めると言われていますが、どれだけ堅牢なマンションも70年ほどで取り壊されてしまいます。
建物の耐久性はあっても、経済活動の上では建て替えたり、再開発をしたりする方のメリットが大きいからです。

□まとめ

今回は、マンションを建て替える平均の築年数と、マンションの寿命の決め方を紹介しました。

マンションは、建築後30年から40年が経過してから建て替えられることが多く、マンションの維持のためやバリアフリーに対応するための補修が必要です。
また、マンションの寿命は正確には定まっていませんが、耐震性、経年劣化、経済的観点の3つから考えるといいでしょう。

当社は、マンションを専門とした不動産会社です。
マンションについてお悩みの方はぜひご相談ください。

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