中古マンションの売却価格は築年数によってどのくらい変わる?

2023.06.12
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中古マンションの売却価格は築年数によってどのくらい変わる?

マンションの売却を検討している方のほとんどは、できるだけ高い価格で売りたいとお考えでしょう。
実は、マンションは築年数によって売却価格が変化するのです。
 
今回は、中古マンションの売却価格の変化や、売却するのにおすすめの時期について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

□中古マンションは築年数によって売却価格が変わる?

 
マンションは、築年数によって売却価格が大きく変化します。
ここでは、築年数によってどの程度売却価格が変化するのか解説します。
 
まず、築1年目から20年目までの期間は、価格は急激に下落します。
具体的には、築5年から10年までの間の下落幅の方が、築11年から20年までの下落幅よりも大きくなることが多いのです。
 
これは、築0年から5年は新築の雰囲気が残っていますが、築6年から10年になると使用感が出てくることが原因として考えられます。
そして、築20年を経過してからは、売却価格は比較的ゆっくりと下落していきます。
 

□中古マンションを売るのにおすすめの時期

 
では、売却するのに最も適しているのは築何年のマンションなのでしょうか。
それは、築15年目から25年目だと言えます。
その理由は主に以下の3つです。
 

*現金を使用せずに売却できるから

 
支払いが完了していない住宅ローンの金額よりも売却価格が安くなった場合には、売り手は不足分を支払う必要があります。
そして、一般的にローンの残高よりも売却価格が高くなるのは築15年目ごろからだとされています。
 
そのため、築15年目から25年目であれば、現金を使わずに売却できるのです。
 

*築25年を過ぎると人気が少なくなるから

 
住宅ローンがある場合に所得税が控除される住宅ローン控除という制度を利用できるのは、築25年目までです。
買い手はその控除を利用したいと思うため、築25年を過ぎると人気が下がってしまいます。
 

*できるだけ早く売った方が得であるから

 
先ほど説明したように、マンションの資産価値は築20年目までに急激に下落します。
そのため、できるだけ高く売るためには、その分早く売る必要があるのです。

□まとめ

 
今回の記事では、中古マンションの築年数による売却価格の変化や、売却するのにおすすめの時期について解説しました。
中古マンションの売却価格の減少スピードは早いため、売却したいと思った時にはすぐに行動することが大切です。
 
何か気になることやわからないことなどございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。

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