離婚した際にマンションの名義変更をする方法を紹介します!

2023.06.04
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離婚した際にマンションの名義変更をする方法を紹介します!

離婚をきっかけにマンションの名義を変更したいと考える方は多くいらっしゃいます。
そうなった場合にはきちんと名義を変更しなければ、後々トラブルになる可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、離婚でマンションの名義を変更する方法を解説します。
ぜひお役立てください。

□離婚でマンションの名義変更をする方法について

 
実は、名義を変更するだけであれば簡単に作業が完了します。
離婚成立後に、法務局を訪れて名義変更の申請を行えば、名義を変更できます。
 
しかし、注意しなければいけないのは、住宅ローンが残っている場合の名義変更です。
住宅ローンの支払いが完了していない場合は、法務局に書類を提出する以外にも金融機関と調整を行う必要があります。
 
不動産の名義と住宅ローンの名義は異なるため、不動産の名義を変更する場合は住宅ローンの名義も変更しなければいけないのです。
ここでは、住宅ローンの名義を変更する方法を2つ紹介します。
 

*借り換えをする

 
借り換えをする場合の手順は、前の住宅ローンを借り換えの融資で返済し、その後不動産に住む人が債務者になることで完了します。
 
ここでのデメリットとして、新たな債務者のローン審査が通りにくいことが挙げられます。
例えば、夫から妻に名義を変える場合には、妻にも夫と同水準の収入が求められるので注意しましょう。
 

*共有名義をどちらかに統一する

 
夫婦で連帯債務となっている場合は、離婚した後に共有名義を居住する側に統一できます。
この際には、契約の内容自体を変更しなければいけないので、所定の手続きを行う必要があります。
この場合も、金融機関にとってはローンの回収リスクが大きくなるため、審査は厳しくなるでしょう。
 

□不動産の名義変更にかかる費用とは?

 
名義変更にかかる費用として、ここでは登録免許税と書類の取り寄せ費用を紹介します。
 
登録免許税とは、登記申請の際に支払う必要がある税金で、収入印紙を購入して登記申請書と一緒に提出します。
 
そして、書類の取り寄せ費用には、住民票や印鑑証明書代などに300円程度かかります。
また、登記簿謄本代にもお金がかかるため、合計で数千円になるでしょう。
 

□まとめ

 
今回の記事では、離婚でマンションの名義を変更する方法を解説しました。
離婚後にトラブルが起きないようにするためにも、この記事をしっかりと読んでマンションの名義を変更する方法をきちんと理解しておきましょう。
また、名義変更には費用がかかることも忘れないようにしてください。

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