鉄骨造の耐用年数はどれくらい?法定耐用年数についても解説します!

2022.12.31
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鉄骨造の耐用年数はどれくらい?法定耐用年数についても解説します!

鉄骨造は木造より耐用年数が長く、丈夫なのではないかとお考えの方も多いでしょう。
実際、木造よりも長期間耐えられ、鉄骨造には木造より長く耐用年数が定められています。
そこで今回は、鉄骨造の耐用年数と法定耐用年数についてご紹介します。

□実際の鉄骨造の耐用年数と法定耐用年数について

鉄骨の耐用年数は、50〜60年と長いです。
メンテナンスや立地条件にも左右されますが、ここまで耐用年数が長いことに驚く方も多いでしょう。
さらに、構造躯体のみを残してリフォームすると、100年使用することもできます。
ただし、何らかの影響で構造躯体が錆びてしまっている場合は、雨漏りや浸水などの危険があるので長期間の使用ができません。

一方で、法定耐用年数は、19〜34年です。
実際の耐用年数に比べて短いという印象をお持ちの方も多いでしょう。
法定耐用年数は、鋼材の厚みが3mm以下は19年、3mm以上4mm以下は27年、4mm以上は34年と鋼材によって耐用年数が異なります。

□鉄骨造の耐用年数を延ばすポイントとは

ここまで、実際の耐用年数と法定耐用年数について比較しましたが、耐用年数を延ばすにはどうすれば良いのでしょうか。

1つ目は、メンテナンスを行うことです。
先ほどもご紹介した通り、鉄骨造はメンテナンスを行うと100年使用することもできます。
立地条件や地域の気候にも左右されますが、こまめにメンテナンスを行うことで、少しでも長く使用し続けられます。

特に、日頃から雨風・太陽光・湿気にさらされている屋根や外壁部分は、定期的なメンテナンスが必要です。
壁の塗装が剥がれたり、ひび割れが生じたりしたまま放置すると、雨漏りの原因になりかねません。
最低でも10年に1度のメンテナンスは欠かさないようにすることをおすすめします。

2つ目は、地盤沈下や地震、水害などの外部からのリスクを防ぐことです。
せっかく高い費用で耐用年数の長い建物にしても、その建物が建っている場所自体が弱ければ意味がありません。
対策としては、地盤強化のために杭をしっかり入れたり、浸水に備えて柵を設置したりすると良いでしょう。
また、耐震性を高めたり、事前に地盤調査を行なったりすることもおすすめします。

□まとめ

今回は、鉄骨造の耐用年数と法定耐用年数、耐用年数を延ばすポイントをご紹介しました。
耐用年数はメンテナンスを行うことで延ばせるので、こまめにメンテナンスを行うようにしましょう。
当社は、お客様ファーストの考えでしっかりお話を伺い、お悩みを解決いたしますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

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