マンションの売却を行う際には購入希望者による内覧があります。
内覧は、購入希望者が実際に室内を見て回るため、最終的な売却につながる重要な項目です。
そこで今回は、マンション売却における内覧の頻度と内覧当日の対応について紹介します。
□マンション売却における内覧の頻度はどのくらい?
マンションが売却されるまでの平均の内覧件数は10件です。
しかし、内覧は回数ではなく、内覧者の質やタイミングが重要です。
場合によっては1回の内覧で売却まで至ることもありますし、逆に10回以上の内覧があっても売却に至らないこともあります。
どんなマンションの場合でも、良さを見つけて評価してくれる買主が必要なため、内覧者の質やタイミングも売却につながる大きな要因となります。
また、ここでは内覧数があまりにも少ない場合の対処法も紹介します。
この価格設定が高すぎると、内覧へと繋がりにくいです。
購入希望者は、販売広告に記載された情報を目にするため、販売広告が興味を引くものでなかった場合、内覧に繋がりません。
そのため、アピールポイントが明確に記載されているか、マンションの写真が掲載されているかをチェックしましょう。
□内覧当日にするべき対応とは?
*過度なもてなしは不要
お茶出しといった過度なおもてなしは必要ありません。
*基本的にリビングにいる
内覧時の基本的な対応は、不動産会社の営業担当者が請け負います。
そのため、内覧時に購入希望者と一緒に室内を回るのは控えましょう。
内覧者が室内をじっくり見れるように、適度な距離を保つことが重要です。
*聞かれた質問には回答する
周辺環境や住み心地などについては実際に住んでみないと分かりません。
そのため、これらについて内覧者から質問された場合は、売主が回答します。
ただし、物件を良く見せたいために事実と異なることを言ったり、都合の悪いことを隠したりするのは避けましょう。
後で信用を失ったり、責任問題に発展したりする恐れがあるためです。
また、どんな質問をされたかメモを取っておくと、件数を重ねるごとに内覧対応が良くなり、印象の良い答え方ができるようになります。
□まとめ
マンションの売却において重要な内覧の回数を増やすためには、まず売り出し価格を見直しましょう。
売り出し価格は、購入希望者が最初にチェックする項目であり、価格を見て内覧をするかしないかを決める場合もあります。
そのため、価格は適切に設定されているか見直しましょう。
マンションの売却に関するご相談がある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。