マンションには様々な工法でできているものがあります。
鉄骨造、木造などの種類がありますが、今回の記事では鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションについて解説します。
鉄骨鉄筋コンクリート造の耐用年数や特徴について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
□鉄骨鉄筋コンクリート造の耐用年数とは?
鉄骨鉄筋コンクリート造とは、非常に強い鉄骨の柱の周りに鉄骨を組んだ上でコンクリートを使って構造をつくります。
そのため、一般的に使用される他の構造よりも細い柱を使用して、強度の高い建物を作れるのです。
そして、この工法を利用したマンションの法定耐用年数は47年とされています。
ただし、この数字は建物の寿命を表すわけではないことに注意が必要です。
法定耐用年数は、国税庁が減価償却期間として定めたものであり、その年数が経過したらほとんど資産価値がなくなるだろうとされているものです。
つまり、メンテナンスをきちんと行えば、47年を過ぎても住み続けられるのです。
□鉄骨鉄筋コンクリート造のメリットについて
ここでは、鉄筋鉄骨コンクリート造の魅力を紹介します。
この構造は、マンションを建てるのに使用される他の構造の中でも特に地震に強いという特徴があります。
構造の中に鉄筋と鉄骨、コンクリートがあるため、地震の揺れに強くなるのです。
鉄骨や鉄筋の周りがコンクリートで囲まれているため、火災に強いことが特徴です。
耐震性と耐火性が高いため、地震の多い日本では安心して暮らせる構造と言えるでしょう。
この構造は、コンクリートを流し込むことでつくられているため、隙間ができにくくなります。
隙間ができにくいと、その分音が漏れにくくなるため、防音性能が高くなるのです。
一般的な木造や鉄骨造などと比べても防音性能は高いため、賃貸でも人気があります。
メリットがある一方で、次のようなデメリットも存在します。
多くの材料を用いる上に工程が複雑であるため、工事期間が長期化しやすいことが原因です。
□まとめ
今回は、鉄骨鉄筋コンクリート造の耐用年数と、その魅力について解説しました。
耐用年数は47年と決められていますが、その年数は減価償却期間であるということを理解しておきましょう。
当社は主に、板橋区周辺のマンション売却を承っております。
何かお困りのことがある方は、お気軽に当社までお問い合わせください。