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任意売却とは？メリットとデメリットについて解説します！

2023.10.13: ブログ

任意売却とは？メリットとデメリットについて解説します！

「住宅ローンを滞納してしまいそうで、売却によって返済することを考えている」
「ローンを返済できず、マンションを競売にかけられることは避けたい」
さまざまな事情により、住宅ローンの返済が予定外に滞ってしまうことがあります。

滞納が進めば借入先の金融機関によって競売にかけられることがありますが、滞納の事実が多くの人に知れ渡るデメリットもあるため、避けたいところです。
そこで今回は、競売とは異なる売却方法として「任意売却」について解説します。

□任意売却のメリットとデメリット

任意売却とは、住宅ローンの借入先金融機関の同意のもとで、好条件の代金でマンションを売却しようとする売却方法です。
住宅ローンの返済が滞った場合、ローン借入時に抵当権設定を受けた物件が競売にかけられ、競売の結果得られた代金をローンの残債に充当するのが通常です。

しかし、競売における売却代金はローン残債を下回ることが多く、借入先の金融機関が住宅ローン全額を回収できない恐れもあります。
任意売却は、物件に設定されている抵当権を例外的に解除して売却を進めることで、住宅ローンの完済可能性を上げようしているのです。

＊任意売却のメリット

任意売却のメリットは、通常のマンション売買と同じ流れで売却できるため、市場価格に近い価格でマンションを売却できることです。
強制的な手続きである競売とは異なり、物件を探している人に対して幅広く広報活動を行い、良い条件を提示する購入希望者を選定できます。
多くの売却代金を得られればローンを完済でき、滞納の事実を周りに知られることもありません。

＊任意売却のデメリット

任意売却のデメリットは、条件が厳しいために売却を進める中での精神的負担が大きいことです。
任意売却を認めてもらうためには数か月程度のローン滞納の事実が条件となるだけでなく、保証人と連絡を取って同意を得ておく必要があります。
また、ローンの滞納が続くと信用情報機関に情報が記録され、直近の新しいローンの審査が通りにくくなる恐れもあるのです。

□任意売却を進める際の注意点

上記のデメリットを最小限に抑えるためにも、任意売却を進めるうえでの注意点を把握しておく必要があります。
任意売却における代表的な注意点は、以下の2つです。

1.誠意を見せて保証人からの同意をもらう
借入先金融機関だけでなく保証人からの同意が必要である任意売却を進める際には、誠意を持って保証人に対して依頼し、同意を得ておくようにします。
仮に保証人に知らせていなければ、後になって実行できないことが判明して予定通りに売却を進められない恐れがあります。

2.早めに売却計画を立てる
任意売却は通常のマンション売買と異なり売却までの制限期間が短いため、余裕のあるスケジュール設計が重要です。
定められた期間内に売却されなければ競売にかけられる可能性もあるため、準備は入念に進めておきましょう。

□まとめ

今回は、マンション売却における任意売却のメリットとデメリット、及び売却時の注意点について解説しました。
十分な売却代金が得られる一方で、任意売却の同意を借入先金融機関からもらうには厳格な条件が課されます。
確実な売却につながるように、保証人の同意や売却計画は余裕を持って進めておくことが大切です。
当社は、マンション売買に関する専門知識を基盤とした売却サポートを行っておりますので、マンション売却をご検討の方はぜひご相談ください。